長引く不況や雇用情勢の悪化により、大幅な収入減や突然の解雇などに見舞われ、住宅ローンの返済が大きな負担になっている方が増加の一途を辿っています。とくに、住宅金融公庫(現:住宅金融支援機構)が提供した、低所得者向けの融資制度「ゆとりローン」を利用した方の間で、非常に深刻な問題となっています。
住まいの購入から数年間は返済額を抑え、その間に十分な貯蓄をして、ゆとりを持って返済を続ける…そんなプランがもろくも崩れ去り、住宅ローンが家計を圧迫しているケースが急増しているのです。そのような状況に陥る可能性が少しでもあるならば、早めに対策を打つ必要があります。