住宅ローンに関する問題や疑問を大阪の弁護士が一緒に考えます/弁護士法人みお 〒530-8501 大阪市北区梅田3丁目1番3号 ノースゲートビル オフィスタワー14F TEL.06-6348-3055

ただ考えているだけなら
解決はできません

破綻すると、住まいを失うだけでなく、当たり前の生活さえ立ち行かなくなる恐れも…。

住宅ローンを
滞納すると
どうなるの?

せっかく手に入れたマイホームが…

「住宅ローンの返済が、大きな負担となっている」あるいは「住宅ローンの返済が滞ってしまった」そのような状態で、そのまま何も手を打たずにおくと、せっかく手に入れたかけがえのない住まいは、差押えにあった上で競売にかけられ、手放さざるを得なくなります。住まいが競売にかけられると、住まいという財産を手放すという痛手を被るだけではありません。

住まいを手放しても、当然ながら残った住宅ローンを払い続ける必要があります。競売にかけられた住まいは、適正な市場価格に比べて大幅に安い価格で売却される可能性が高くなるため、住宅ローンの残債務の額も大きくなります。さらに、残ってしまった借金は返済しなければなりません。


住宅ローンが家計を圧迫

新たな住まいに引越しをするにしても、引越しにかかる費用もイチから工面しなければなりません。もちろん、滞納している税金があればそれも支払わなければなりません。周囲の人たちに「住まいを競売にかけられた」という事実を知られてしまう可能性もあるでしょう。さらに、住宅ローン以外の借金があった場合は…考えるだけで気持ちが落ち込んでしまいそうです。

ここまで来ると、ごく当たり前の生活を送ることすら困難になってしまいます。まさしく「住宅ローン破綻」の最悪のケースです。このような状態に陥ってしまわないためにも、無理なく返済を続けていくための手立てを打つか、深い傷を負わないための手立てを、できるだけ早めに打っておきましょう。

住宅ローンの返済を負担に感じはじめたら、金融機関に「リスケ」の相談をしてみよう。

返済に困ったら
誰に相談
すれば良い?

住宅ローンの返済条件の変更を相談してみる

住宅ローンの返済が家計にとって、大きな負担になってきた場合には、まず住宅ローンの融資を受けている金融機関に対して、住宅ローンの返済条件の変更「リスケ(リ・スケジュール)」について相談してみましょう。

リスケとは、毎月の返済額を低く抑えると同時に、返済期間を延長してもらうことをいいます。金融機関としては、返済が滞って不良債権化するリスクを少しでも減らしたいと考えていますので、できるだけ早く相談してみることをおすすめします。

ここまでにお話ししましたように、最近になって住宅ローンの返済に困っている方がとくに増えているため、金融機関も柔軟に対応してくれるケースが増えています。実際に、リスケの相談窓口を増やしている金融機関もあります。

ただし、注意しなければいけない点もあります。毎月の返済額を減らし、返済期間を延長することで、総支払額は増加します。リスケはあくまでも一時的な処置であり、ローンの減額ができるという制度ではありません。金融機関でご相談のうえ、将来的な支払い条件などを把握して、しっかりと生活を立て直していきましょう。

「一時しのぎ…」のつもりでも、カードローンやキャッシングには手を出さない。

支払いのための
借入はナゼ
いけないの?

住宅ローンが家計を圧迫

住宅ローンの返済額が用意できなかった場合に、カードローンやキャッシングを利用していませんか?そのときは「助かった」という気持ちになるかもしれませんが、それでは何の解決にもなりません。

「一時しのぎ」のつもりでも、根本的な解決になっていなければ、ことあるごとにカードローンやキャッシングを利用することになります。そのうち、カードローンやキャッシングの返済額も膨れあがり、ますます家計を圧迫することにもつながります。カードローンやキャッシングの利用は、余計にクビを締めることにつながりますので、絶対に手を出さないようにしてください。